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ブラック・スワンからのメッセージ~福島の原発をどう見る

世界で相次ぐ想定外の事態を黒い白鳥に例える思想家 ナシーム・タレム氏

著書「ブラック・スワン」は世界で150万部を超えるベストセラー
白鳥は白い鳥が普通を思われていますが、
実は黒い白鳥もいます。
人々がその黒い白鳥を見て常識を破られたときの衝撃
それをタレブ氏は世界で起きるさまざまな問題に通じているとしてブラック・スワンと呼んでいます。

そういうことからどうやって身を守ったらいいのだろう?
「ブラック・スワン現象」にどう向き合うか?


ナシーム・タレブ氏 インタビュー


福島の原発はブラック・スワン的な出来事だった?

「ブラックスワンの真のメッセージは世の中には予測が難しいことが多いとうこと
 予測出来ない場合 人間はえてして問題を過小評価してしまう
 起きないと思ってしまうのだ
 福島原発事故もその一例だ」

それは、どういう意味ですか?

「福島の事故を考えるにあたって重要なのは東京電力は利益を求める企業だということです。
 本来利益を得る者が、結果責任を負わない限り資本主義はうまくいきません。
 結果責任を伴わないと お金が掛かるので防波堤はそんなには高く出来ない。
 大きすぎる防波堤は必要ないだろうと なるのが自然の流れなのです。
 しかし自分の首が懸っていると思えばもっと高い防波堤を作るはずです。」

今回の事故のような出来事は予測できるのでしょうか?

「出来ません。そこが問題なのです。
 起きるか起きないかというリスクを正確に予測することは出来ません。
 あり得ないと思うような出来事ほど難しいのです。
 ですからシュミレーションをする時には、
 これが間違っていたらどうなるのだろう
 疑いの目を常に持つべきです。
 この単純明快な考えさえあれば
 福島原発はもっと丈夫な防波堤で守られていたはずです。
 それが出来ないのであれば原子力発電そのものを辞めるべきだったのでしょう
 過去に起こったことがないというのは言い訳にすぎません。」

ではどうすればいいのでしょうか?

「私はいつも言います。想定外の出来事を受け入れられる頑丈な社会を作りなさい。
 ありえないという考えに縛られてはならない。」

著書で日本は“ありえない”ことに対処するのが難しい と述べていますが
「日本の文化は失敗をした者を罰する文化だと思います。
 小さな失敗を犯しただけで皆 恥だと思ってしまい
 そこでなるべく失敗を犯さない方法を目指すようになります。
 そうなると一度失敗が起きた時、とてつもなく大きな失敗になる恐れがあるのです。
小さな失敗を重ねた方が、10年に一度の大きな失敗を犯すよりも結果はいいはずです。」

想定外の事態が相次ぐ時代に日本はどう対処すればよいのか?
「小さな失敗を恐れるな。大きな失敗を恐れよ。
日本は一定の失敗に寛容になるべきです。
古代ローマの人々は、揺れても沈まなければよいと言いました。
多少の揺れは表面的な安定よりも優れている。
というのも上辺では安定しているように見えるものは
何かの拍子に崩壊してしますからです。
ありえないと思うことは、結局は巨大な過ちにつながるのです。」


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